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屋根裏ウォーカー

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Category: 映画  

『リミット』超ソリッド・シチュエーション・スリラー!

久しぶりに映画の感想書きとかやってみます。

リミット 

ネタバレあり


目を覚ますとそこは棺桶だった―――

『CUBE』や『SAW』など、限定空間におけるスリラームービーはソリッド・シチュエーション・スリラーと呼ばれています。

『CUBE』ではそのタイトル通り立方体の中に、『SAW』では行動が制限された室内に主人公たちは閉じ込められ、一切その空間から移動すること無くストーリーが展開する、というのがこのジャンルの特徴かと思います。

そしてこの『リミット』ではその限定空間がなんと棺桶!

明かりはライターと僅かなサイリウム、外部と繋がりを持てるのはバッテリーが残り少ない携帯電話のみ。

棺桶は地中に埋まっているため酸素の残りもあと僅か。

酸素が尽きる前に急いで脱出しなければならない。

閉塞感たっぷりで、見てるこっちも息が詰まってしまいそうになる最悪の限定空間が舞台。

まさに超ソリッド・シチュエーション・スリラー!

ここまで美味しい材料が揃っているのに面白くないはずがない!!

……と鑑賞前までは思っていました。

つまり――

そこまで「面白れぇぇええ!」と感じなかったんです、この映画w

はじめに、この映画を見る前に自然と期待する結末、おそらく誰もが思う面白かった!と感じる展開は、

主人公がアイテムを駆使しどうにかして棺桶から脱出する

ではないかと思います。

舞台が究極の閉塞空間ですからね、主人公と一緒に息苦しくなっている我々が救われる、解放されるのはやはり主人公が閉塞空間を抜け外の世界に出ることがカタルシスへ繋がるために重要じゃないかと思うんです。

そんな期待を裏切って、主人公はなんと

脱出出来ない!

「マジかよ……(; ゚д゚ )」

と思った人は僕だけではないと思います!w

先ほど「そこまで面白くなかった~」と書いたのは、このオチの悲惨さによって、思い描いていた、得るはずだったカタルシスを吹き飛ばされたためなんです。

やけに陽気なイラつく曲がエンドロールで流れる中考えました。

誰もが満足する展開を犠牲にしてまで監督が描きたかったものは何か?

このオチに辿りつくまで色々ありました。

そこから考えると、

・どんな日常にも存在する"たらい回し"
事務的で能天気な受話器の相手をぶん殴ってやりたい衝動が主人公と共に!ファッキュー!(# ゚д゚)
・家族を殺されたら相手が憎いと感じることは誰しも持つもの、即ちテロリストも人間
捜査官が「あいつらも同じ人間だ」と言っていたことと、テロリストが「俺も家族を殺されたんだ!」と言っていたことから、その行動はどうあれ抱く感情は一緒で、"テロリスト"の脅威は一人の人間が背負うには大きすぎる肩書きだ、と言いたいのかなと思いました。
・極限状況における人間の心理と行動
恐怖、焦燥、諦観、覚悟、etc…。ライアン・レイノルズの演技良かったと思います!それらの表情を良く描いていました!
・人間の非情さ
主人公の職場の上司が事件の責任逃れをする場面。よくまぁ己の保身の為にあんなことが出来るもんだと思います。ヒデー奴!

このあたりが『リミット』を通して監督が描きたかったものでしょうか?

観客の怒りを煽り社会問題や戦争問題に目を向けさせる……

こう解釈すれば僕としては収まりがいいですw

最終的な感想は、面白いけど声を大にして面白い!と言える作品ではない!でも駄作じゃないよ?

って感じになりました!w

サクっと面白い映画が見たい!って人には薦めないのが吉で、むしろズッシリとした社会派モノが好きな人に薦めたい、そんな映画ですね。


テーマ : 映画感想    ジャンル : 映画


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